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Miles Davis 『Decoy』 1983

オススメ度
凡人:☆☆
80年代マイルスが好きな人:☆☆☆☆

和声レベル:マイルス的ポリ・モーダル
リズムアプローチ:デジタル、クリック的ファンク

*********

1. Decoy 
2. Robot 415 
3. Code M.D. 
4. Freaky Deaky 
5. What It Is 
6. That's Right 
7. That's What Happened 

Miles Davis (tp,synth)
Mino Cinelu (per)
Al Foster (ds)
Robert Irving III (synth)
Darry "The Munch" Jones (elb)
Branford Marsalis (ss)
John Scofield (g)
Bill Evance (ss)

*********

復帰後の元気なマイルスの演奏が聴けるアルバム。
典型的な80'マイルスサウンドを知るには良いCDだと思います。

ベースはほぼワンキー、その上に無調的なフレーズをのせて、隙間をシンセサイザーの和音でつなぐ、というこの時代の演奏のアプローチであるように思います。
こういうサウンドにはジョン・スコフィールドやブランフォード・マルサリスの演奏はピッタリで、活き活きとしたソロを吹いています。

こんなマイルス的調性感が、メインストリームのポップスで聴けるようになったらおもしろいと思うのですがね。そんな時代はやってこないのでしょうか。

◇Pick up!!◇
1. Decoy 
一曲目から勢いあふれる楽曲。
はっきりとしたトーナリティを感じさせないテーマが好きです。
リズムは、この時代らしい機械のようなかっちりグルーヴ。

5. What It Is
スピード感のあるスラップベースが炸裂。
ベースを弾いているのはダリル・ジョーンズです。
惜しみなく高域を吹きまくるマイルスのアドリブも良い。

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