[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
オススメ度
凡人:☆☆☆
作曲者自身の演奏が聴きたい人:☆☆☆☆
和声レベル:近代フランス和声
リズムアプローチ:クラシック
*********
1. 前奏曲第1巻第1曲~デルフィの舞姫たち
2. 前奏曲第1巻第10曲~沈める寺
3. 前奏曲第1巻第11曲~パックの踊り
4. 組曲「子供の領分」
5. スケッチ帳より
6. レントよりおそく
7. 版画第2曲~グラナダの夕暮れ
8. 版画第3曲~雨の庭
9. 前奏曲第1巻第8曲~亜麻色の髪の乙女
10. 同第2巻第3曲~ヴィーノの門
11. アラベスク第1番ホ長調
12. アラベスク第2番ト長調
13. 前奏曲第1巻第2曲~帆
14. ベルガマスク組曲第3曲~月の光
15. 夢
16. 映像第2集第3曲~金色の魚
17. 同第1集第1曲~水の反映
演奏
クロード・ドビュッシー(1.~7.)
ヨランダ・メロ(8.)
ルドルフ・ガンツ(9.10.)
レフ・プイシュノフ(11.)
カロル・ロビンソン(12.)
ワルター・ギーゼキング(13.)
シュザンヌ・ゴデヌ(14.)
フレデリコ・ブファレッティ(15.)
リヒャルト・ブーリヒ(16.17.)
*********
ロール・ペーパーに記録されていた演奏を、リプロデューシング(自動演奏)ピアノで再生し、録音したものです。
ドビュッシー本人の演奏が聴ける貴重なCD。
もちろん再現度は完全ではないと思うのですが、それでも100年近く前にどんな演奏をしていたのか、クリアな音で聴くことができるのは嬉しい。
ドビュッシーの名曲は一通り収められているので、単に彼の曲を聴きたい方にもおすすめ。
どの曲が良いと言い辛いくらい、全部が本当に名曲ですね。
現在の演奏とはテンポ感、表現の仕方がずいぶん違う箇所もあれば、ほとんど変わらない部分もある。
演奏家の方は聴いてみるといろいろ発見があると思います。
◇Pick up!!◇
2. 前奏曲第1巻第10曲~沈める寺
後にコンテンポラリーなスタイルでのジャズボイシングの基本となる、4度堆積のような和音が使われていることに注目。
このような和音は、印象派の作曲家やシェーンベルクらによって積極的に使われるようになるのですが、少し調性感の薄いふわっとした響きが心地よいですね。
絵を描いたり音のおもちゃを
つくったりしてます。
なかよくしてね。
国立音楽大学
音楽文化デザイン学科
コンピュータ音楽系 卒業
多摩美術大学 大学院
情報デザイン領域