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Miles Davis 『On the Corner』 1972
オススメ度
凡人:☆
ファンク好き:☆☆☆☆
和声レベル:ポリトーナリティー
ベースラインはシンプルなワンコード系パターン
リズムアプローチ:アフロ・ファンク、ポリリズム
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1. On the Corner/New York Girl/Thinking of One Thing and Doing Another
2. Black Satin
3. One and One
4. Helen Butte/Mr. Freedom X
Miles Davis(tp,org)
Michael Henderson(b)
Al Foster(ds)
Mtume(per)
Dave Liebman(ss)
Sony Fortune(as)
Carlos Garnett(ts)
Bennie Maupin(bcl)
Cedric Lawson(synth)
Herbie Hancock(elp,synth)
Chick Corea(elp)
Harold Williams(org,synth)
John MClaughlin(g)
David Creamer(g)
Paul Buckmaster(el-cello)
Pete Cosey(g)
Reggie Lucas(g)
Jack Dejohnette(ds)
Billy Hart(ds)
Bada Roy(tabla)
Don Alias(per)
Lonnie Liston Smith(org)
Al Foster(ds)
Colin Walcott(el-sitar)
Khalil Balakrishna(sitar,el-sitar)
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名盤です。雑誌に名盤として載っているかもしれないし、CDショップでもそこそこなポジションで売られているかもしれない。
最近発売された、未発表テイクを含むボックスセットも大々的に売られていました。
が、ジャズ初心者は間違っても聴いてはいけません。挫折します。
演奏者のクレジットがすごいことになっていますね。
これで全員なのか、もしくはこのメンバーが本当に全員演奏しているのか、全て怪しいです。
CDを再生すると、圧倒的にパーカッシヴな音の洪水に驚かされるのではないでしょうか。
タブラやシタールなど、インド楽器も導入し、良いエキゾチック感が出てますね。
しかし、音は最悪。
マルチトラックレコーダーで録音し、がんがんにコンプレッサーをかけ、すごいミックスになってます。
何の楽器がよく聴かないと判別すらできません。
パッと聴き、素晴らしい一発録音セッションの結果できた音楽のような印象を受けるのですが、実は緻密な編集をされたものだということが現在分かっています。
踊れる音楽、でもインド音楽のように無限に続いていくなかでトランスするような気持ちよさがある、そんなCDです。
絵を描いたり音のおもちゃを
つくったりしてます。
なかよくしてね。
国立音楽大学
音楽文化デザイン学科
コンピュータ音楽系 卒業
多摩美術大学 大学院
情報デザイン領域